FILM 01日本劇場初公開
少しの愛だけでも
若くして結婚したふたり、満たされぬ心が運命を狂わす
愛の搾取を痛烈に描いた名篇。主人公の青年は「他者から愛され、認められたい」という想いから、過剰な献身と労働に身を投じ、精神的に追い詰められていく。ファスビンダーの全キャリアの中で最も私的な作品と評され、彼自身の過酷な少年時代が色濃く投影されている。さらに巨匠ダグラス・サーク監督などのハリウッド・メロドラマから強い影響を受け、ドイツの戦後社会の問題やそこに生きる人々を描き出した。撮影は『デスペア 光明への旅』と同じくミヒャエル・バルハウスが担当。テレビ映画として製作され、長い間鑑賞が叶わなかった貴重な作品。
出演:ヴィートス・ツェプリヒャール、エルケ・アーベルレ、アレクサンダー・アラーゾン ほか
1975-76年 | 西ドイツ | カラー | 105分 | 4:3 | DCP
字幕翻訳:渋谷哲也
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『デスペア 光明への旅』
『少しの愛だけでも』