マルグリット・デュラスBlu-ray BOX
製作年:1974/1976/1976/1978/1979
監督:マルグリット・デュラス

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品番:IVBD-1229 /
Blu-ray:¥ 20000 (税抜)
物語と場所、音声と映像の邂逅と乖離。書かれた/話された言葉がシネマの基底を揺るがしていく。文学から映画に接近し、深く追求した希有な作家、マルグリット・デュラス。彼女が1970年代に手がけた五つの作品がブルーレイ化。◆『インディア・ソング』India Song 1974テクスト:マルグリット・デュラス/撮影:ブリュノ・ニュインッテン/音楽:カルロス・ダレッシオ/編集:ソランジュ・ルプランス出演:デルフィーヌ・セイリグ、ミシェル・ロンダール、マチュー・カリエール、クロード・マン、ヴェルノン・ドブチェフ1930年代のインド・カルカッタ。フランス大使夫人アンヌ=マリー・ストレッテルへの不可能な愛で狂気に陥る副領事の物語。小説「ラホールの副領事」から登場人物などの設定を受け継いでいる。全編においてオフの声を活用し、映像と音響の関係の新たな境地を開いた。デュラスの映画における代表作。◆『ヴェネツィア時代の彼女の名前』Son nom de Venise dans Calcutta désert 1976撮影:ブリュノ・ニュインッテン/編集:ジュヌヴィエーヴ・デュフール出演:デルフィーヌ・セイリグ、ミシェル・ロンダール、ニコール・イス、マリー・ピエール・ティエボー前作『インディア・ソング』の大使館邸として使用されたパリ郊外のロスチャイルド邸。改修を間近に控え、廃墟となった館の内外を緩慢な移動で捉える映像に、『インディア・ソング』のサウンド・トラックがそのまま重ねられる。映像と音のズレによって前作を「破壊」する本作を、デュラス自身は映画でなした最も重要なものとした。◆『バクステル、ヴェラ・バクステル』Baxter, Vera Baxter 1976テクスト:マルグリット・デュラス/撮影:サッシャ・ヴィエルニ/編集:ドミニク・オーヴレイ/音楽:カルロス・ダレッシオ出演:デルフィーヌ・セイリグ、クローディーヌ・ガベイ、ジェラール・ドパリュデュー、ナタリー・ネル、フランソワ・ペリエ近代的な邸宅でヴェラ・バクステルは、一人の女に語りかける。それは夫婦間に起こった出来事。夫が見知らぬ男に金を払い、ヴェラに姦通させたことである。デュラスは、夫に忠実でいて自らの欲望に苦しむ主婦ヴェラに中世の「魔女」を見出す。デルフィーヌ・セイリグの力強い演技が光る。◆『トラック』Le Camion 1977テクスト:マルグリット・デュラス/撮影:ブリュノ・ニュイッテン/編集:ドミニク・オーヴレイ、カロリーヌ・カミュ出演:マルグリット・デュラス、ジェラール・ドパルデュー寂寞とした郊外を走るトラックとその車窓からの風景。そして、室内でシナリオを読むデュラスと聞き手のドパルデュー。シナリオはトラックの運転手が中年女性を乗せる設定で語られる。デュラス=女は、階級闘争、ユダヤ人、世界の終りを辛辣に語る。◆『船舶ナイト号』Le Navire Night 1979テクスト:マルグリット・デュラス/撮影:ピエール・ロム/編集:ドミニク・オーヴレイ/音楽:カルロス・ダレッシオ出演:ドミニク・サンダ、ビュル・オジェ、マチュー・カリエールパリの夜、孤独から逃れるために電話を使って語り合う者たち。互いの姿を知らぬまま、愛を深める者もいる。視覚と聴覚が分断された電話というモチーフによって、デュラスはイマージュの不可能性を語ろうとする。
監督:
マルグリット・デュラス
脚本:
マルグリット・デュラス
撮影:
ブリュノ・ニュインッテン、サッシャ・ヴィエルニ、ピエール・ロム
編集:
ソランジュ・ルプランス、ジュヌヴィエーヴ・デュフール、ドミニク・オーヴレイ
音楽:
カルロス・ダレッシオ
出演:
デルフィーヌ・セイリグ、ミシェル・ロンズデール、マチュー・カリエール、クロード・マン、ヴェルノン・ドブチェフ、クローディーヌ・ガベイ、ジェラール・ドパリュデュー、ナタリー・ネル、フランソワ・ペリエ、マルグリット・デュラス、ドミニク・サンダ、ビュル・オジェ、マチュー・カリエール
製作年:
1974/1976/1976/1978/1979
製作国:
フランス
上映時間:
120分+114分+91分+76分+89分
映像色:
カラー
音声:
フランス語
規格:
日本語
画面サイズ:
16:9