INTO THE ABYSS A TALE OF DEATH, A TALE OF LIFE
はたして死刑は「殺人」か?
鬼才ヴェルナー・ヘルツォークが「死刑制度」に切り込んだ入魂のドキュメンタリー!
『アギーレ/神の怒り』『ノスフェラトゥ』『フィツカラルド』など挑戦的で鮮烈な作品を発表し、ドキュメンタリー作家としても名高い鬼才ヴェルナー・ヘルツォークが、アメリカの死刑制度に挑んだ野心作。2001年に2人の青年が起こした凶悪な事件を中心に、犯人をはじめ事件にまつわる関係者との対話によって死刑制度とは、そして命とは何かを問う。
なぜ人は殺人を犯すのか? なぜ国が法の名のもと死刑という殺人を行うのか? 対話を重ねることで、次第に人々の心の奥底が露わになっていく過程は奇妙なスリルに満ち、いかなる命も尊重されるべきというヘルツォークの訴えが観客の胸を深く打つ。国内初リリース!
☆特典
解説ブックレット封入
【物語】
2001年、アメリカ・テキサス州の小さな町コンローの住宅街で50代の主婦サンドラ・ストットラーが殺害された。またそこから遠くない近くの森で彼女の息子アダムとその友人ジェレミー・リチャードソンも遺体で発見される。犯人として逮捕されたのはマイケル・ペリーとジェイソン・バーケットの2人の青年。サンドラの家にあったクルマを盗むのが目的だった。警察との銃撃戦の末、2人は逮捕され、そして死刑判決が下された。ヘルツォークはペリーとバーケットをはじめ、この事件にまつわる人々を訪ね、インタビューを重ねていく。
監督: | ヴェルナー・ヘルツォーク |
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撮影: | ペーター・ツァイトリンガー |
編集: | ジョー・ビニ |
音楽: | マーク・デッリ・アントニ |
出演: | マイケル・ペリー、ジェイソン・バーケット、デルバート・バーケット、リチャード・ロペス、デイモン・ホール、チャールズ・リチャードソン、フレッド・アレン |
製作年: | 2011 |
製作国: | アメリカ・イギリス・ドイツ |
上映時間: | 107分 |
映像色: | カラー |
字幕: | 日本語 |
音声: | 英語 |
規格: | 片面・一層 |
画面サイズ: | 16:9 ビスタ |
受賞歴: | 2011年トロント国際映画祭ドキュメンタリー賞受賞 2011年ロンドン国際映画祭グリアスン賞受賞(ドキュメンタリー映画賞) |