KES
名匠ケン・ローチ(『わたしは、ダニエル・ブレイク』『家族を想うとき』)の初期傑作。小さな炭鉱町で、少年は空に大きな夢を描いた。
イギリス・ヨークシャーの寂れた炭鉱町に暮らすビリー。父はおらず、母と不良の義兄の3人暮らし。年の離れた義兄とは喧嘩が絶えず、学校にもあまり友達はいない。家は貧しく、ビリーは朝から新聞配達のアルバイトをしている。どこにも居場所がない彼は、ある日、町はずれの修道院跡の廃墟に鷹の巣を発見する。彼は巣からヒナを持ち帰り、「ケス」と名づけ育て始める。次第にビリーとケスの間に信頼関係が生まれていく。
『わたしは、ダニエル・ブレイク』『家族を想うとき』の名匠ケン・ローチ監督が1969年に発表した初期傑作。日本では『少年と鷹』という邦題で当時テレビ放送され、その後、1996年に劇場公開され大きな話題となった。イギリスの労働者階級の人々の人生を厳しく、そして優しい眼差しで描き続けるケン・ローチ監督の原点的作品。
【特典】
解説リーフレット封入
オリジナル予告編収録
監督: | ケン・ローチ |
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脚本: | ケン・ローチ、トニー・ガーネット、バリー・ハインズ |
撮影: | クリス・メンゲス |
音楽: | ジョン・キャメロン |
出演: | デヴィッド・ブラッドレイ、リン・ペリー、コリン・ウェランド、フレディ・フレッチャー |
製作年: | 1969 |
製作国: | イギリス |
上映時間: | 111分 |
映像色: | カラー |
字幕: | 日本語 |
音声: | 英語 |
規格: | 一層 |
画面サイズ: | ビスタ |
受賞歴: | 1970年英国アカデミー賞作品賞・監督賞・脚本賞ノミネート、助演男優賞・新人賞受賞 |