WALKING ON WATER
異端の芸術家、クリスト。
最晩年における独創の記録。
妻ジャンヌ=クロードと共にアートの枠組みを拡張するような旺盛な芸術活動を行ったアーティスト、クリスト。
二人の作品は、布を使い建築物を包んだり、郊外の景観を変貌させる環境芸術として知られている。
それは大規模なアートプロジェクトであり、行政や住民との時間をかけた交渉によって実現された。
2009年にジャンヌ=クロードが死去。
その後、クリストは1970年にジャンヌ=クロードとともに発想した作品の実現に向けて動き始めた。
本作は、2016年にアルプスの麓にあるイタリアのイゼオ湖で実現した“The Floating Piers"(水上の桟橋)をめぐるドキュメンタリー。
湖上に敷かれた巨大な布の上を人々が歩く作品 の実現を目指し、芸術家の奮闘と周囲の混乱と奔走が捉えられている。
クリストは2020年に死去。
生前実現した最後の大プロジェクトの貴重な記録となった。
封入ブックレット:作品解説=柳正彦(アート・ライター/コーディネーター)
監督: | アンドレイ・M・パウノフ |
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出演: | クリスト |
製作年: | 2018 |
製作国: | 米国、イタリア |
上映時間: | 104分 |
映像色: | カラー |
字幕: | 日本語 |
音声: | 英語 |
規格: | 一層 |
画面サイズ: | 16:9 |