APARAJITO
インドの母なるガンジス河の悠久の流れに身を浸す人々。フランス人ルノワールが「河」で描こうとして果たせなかったインドそのものを、インド人の心で描いた。
大都会ベナレスに出た一家は相変わらず貧しい。わずかな収入を得ていた父親は(姉と同じように)風邪がもとで死ぬ。母親は上流階級の召使いになってオプーの成長を頼りに生きる。窮状を見かねた叔父は母子を自分の家に引き取り、教師たちの奔走で奨学金を得たオプーは希望に満ちてカルカッタの大学に進む。息子の帰りを待ちわびる母は結核を病み、オプーが夏休みに帰ってきた直前に死んだ。オプーは大樹のもとで「村に残ったら」とすすめる叔父を振りきり、カルカッタに戻る
監督: | サタジット・レイ |
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出演: | ピナキ・セン・グプト/スマラン・ゴジャール |
製作年: | 1956 |
製作国: | インド |
上映時間: | 102分 |
映像色: | モノクロ |
字幕: | 日本語 |
音声: | ベンガル語 |
規格: | 片面1層 |
画面サイズ: | スタンダード |
受賞歴: | ★1957年ヴェネチア国際映画祭金獅子賞、国際批評家連盟賞、チネマ・ヌオーヴォ賞★1957年サンフランシスコ映画祭作品賞、監督賞★1959年アメリカ・ゴールデン・ローレル外国映画賞★1960年ベルリン・セルズニック・ゴールデン・ローレル賞 |